当麻蹶速(たいまのけはや)。
『日本書紀』において、日本史上、初めて相撲を取った人と謳われている片方。
相手は、全国の神社にご神体として祀られている、野見宿禰(のみのすくね)。
「こんなの、本読んだ奴しか、知らねえだろう(-ω-)」と浸っていたが、ググったらすぐにヒットしたw(゜o゜)w
夢枕獏著『本朝無双格闘家列伝』による内容の解釈として、当麻氏は、「何でもいいから、俺とガチできる奴・・・出てこいや!(-o-)b」と、高田総統よろしく吼えていた。
その一言が、タイトルにもなっている
「頓(ひたぶる)に争力(ちからくらべ)せむ!」、である。
"争力"した結果、どちらが死んでしまっても構わない"覚悟"のもと、全力を尽くしたいと言っている。
当麻蹶速、とにかく強かったらしい。
今まで、自分とタメを張れる実力者を、見たことが無い。
当麻氏を知る貴族が、帝との謁見の席で当麻氏の話をする。「たれか相手は、おらんかね(;´Д`)」
「ならば、野見チャンなんかはどうかね?(`・ω・ )」と、野見宿禰を知る貴族の返答があった。
早速野見チャンを、当麻氏のもとに連れて行く。
着いたそばから、「ヨーイドン」!
二人とも、まずは蹴りを繰り出す。・・・相撲って、言ったじゃん(^_^;)
『本朝無双?』には書いてないが、この「ファーストコンタクト」により、二人ともカウパったのは、間違いない。
…
当麻氏に、今一番近い考えと思われるのが、羽生善治名人。
最近のタイトル戦で、あっさり投了した相手をまくし立てたという一件があった。
羽生(心の叫び)「全然、指し足んねーぞ!!ヽ(`Д´)/」七冠全冠をさらって以降、もう勝ち負けは二の次にしている感じがする。
兎に角、「最善を尽くす」。「詰みが見えるまで、投げんじゃねー!」「お前、それでもプロか!?」
子どもなんてのは、そういう"ガチの遊び"の中で育まれれていかなければならない。
私の場合、全力を出しても、全く通用しない。相手にとっても、それが不愉快だったようで、よく怒られた。
怒られることに萎縮して、さらに何にもできなくなり、今の私がいる。
そして我々バリ活は、「結果を恐れず、挑戦しよう!『勇気の一歩』が、境涯を拡大する!!」と激励される。
多分、
Y姫もそう言っているはず( ・ω・ ) 活動に、キャッキャと飛び回っている (*´ω`*)
一方、辟易している天ちゃん(*・o・*)
いい加減は、天下一家の宿命だが、この史実を知り、多少は前向きになれたのかなと(^^ゞ
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